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半導体関連株がバリュー株の上昇に対抗し、日経平均は横ばい

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読売新聞ファイル写真
東京証券取引所

東京、6月21日(ロイター) – 日本の日経平均株価は、円安と利回り上昇を背景に半導体関連株の下落がバリュー株の上昇を相殺し、勢いを失って苦戦した。

日経平均株価は正午までに0.02%下落して38,626.95となり、週間では0.48%下落する見込みだ。

東海東京情報研究所の主任株式市場アナリスト、鈴木誠一氏は、日経平均は半導体関連銘柄の下落にもかかわらず堅調だったと述べた。

円安は輸出業者にとって好材料であり、利回り上昇はバリュー株を押し上げた。

米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げに対する忍耐強い姿勢が他のよりハト派的な姿勢と対照的であることから、ドルは159円を超え、8週間ぶりの高値を更新した。

日本の10年国債利回りは早朝の取引で3ベーシスポイント上昇し0.98%となった。

半導体関連株は市場の指標であるエヌビディアに追随して下落した。S&P500とナスダックは木曜日に下落した。

半導体検査装置メーカーのアドバンテストは1.92%下落し、日経平均株価の最大の足かせとなった。

半導体製造装置メーカーの東京エレクトロンは0.63%下落した。電子部品メーカーのTDKは2.66%下落し、日経平均株価の中で最も下落率の大きい銘柄となった。

バリュー株が上昇し、海運セクターは2.3%上昇して東京証券取引所の33業種サブ指数の中でトップの成績を収めた。

保険セクターは1.91%上昇し、鉄道事業者は1.25%上昇した。

東証株価指数は、保険会社の東京海上ホールディングスの2.99%上昇に牽引され、0.26%上昇した。同指数は今週0.5%下落すると見込まれている。

重機メーカーのIHIは6.97%上昇し、日経平均株価で最も上昇率の高い銘柄となった。

東証主要市場で取引された1,600以上の銘柄のうち、927銘柄が上昇、655銘柄が下落、64銘柄が横ばいだった。



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