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千葉県で電車の乗客に顔認証を導入

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提供:山万株式会社
千葉県佐倉市の駅に顔認証技術を搭載した改札機が設置されている。

千葉(時事通信)―千葉県佐倉市の住宅街を走る山万ユーカリが丘線に、顔認証技術を使った乗車システムが導入された。

同線を運営する山万によると、顔認証による一般乗客向けの乗車管理システムが公共交通機関で実用化されるのは国内初という。

事前に専用ウェブサイトで顔写真データやクレジットカード情報を登録しておくと、駅の改札口に設置されたカメラで顔を認識させ、切符を買わずに電車に乗れる。定期券利用者も利用できる。

山万は同日、バスサービスにもこのシステムを導入した。

同社は、通勤者が定期券の更新時に顔認証システムを選択する傾向が見られることから、顔認証システムの利用者数が増加すると予想している。

不動産業も営む山万の担当者は「地域全体でこのシステムを導入したい」と話した。

電車の改札口を含む顔認識システムは、国内の多くの地域で試験的に導入されている。

大阪市西部を中心に地下鉄を運営する大阪メトロは、従業員向けに顔認証システムを試験的に導入した。

2024年度末までに旅客への利用を開始する予定。



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