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北朝鮮指導者の妹、韓国の拡声器とビラに対する新たな対応を警告

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スプートニク/ウラジミール・スミルノフ/ロイター経由
北朝鮮の最高指導者、金正恩の妹である金与正氏は、2023年9月13日、ロシア極東アムール地方でロシアのプーチン大統領と北朝鮮の最高指導者、金正恩との会談に先立ち、ボストーチヌイ宇宙基地に到着した。

ソウル(ロイター) – 北朝鮮の最高指導者、金正恩氏の妹で影響力のある金正恩氏は、緊張が高まる中、韓国が拡声器による放送やビラ散布を続ければ、韓国に対する新たな反撃を行うと警告した。

「韓国が国境でビラ散布と拡声器放送による挑発を同時に行えば、北朝鮮の新たな反撃を目撃することは間違いない」と金与正氏は日曜遅く、国営朝鮮中央通信が南北の正式名称を使って伝えた声明で述べた。

韓国軍は日曜日、北朝鮮に向けた拡声器による放送を再開したと発表し、北朝鮮に対し、ゴミを積んだ風船を韓国に送るのをやめるよう求める警告を実行した。

与党朝鮮労働党の副部長であるキム氏は、韓国の拡声器による放送について「これは非常に危険な状況の前兆だ」と語った。

韓国軍によると、北朝鮮が土曜日にゴミをつけた風船約330個を打ち上げ、そのうち約80個が国境を越えて落下したことを受けて、心理戦の一環として放送を再開する決定が下されたという。

北朝鮮は5月から、ゴミや肥料を積んだ風船を国境を越えて飛ばし始めており、これは韓国の活動家がプロパガンダ活動の一環として撒いた反北朝鮮のビラに対する報復措置だとしている。

北朝鮮は、ビラ撒き作戦や拡声器による放送に対して最も激しい反応を示しており、場合によっては風船や拡声器に向けて武器を発砲する事態も起きた。

韓国は2018年に南北首脳が署名した合意に基づき放送を停止したが、北朝鮮が兵器開発を進めたことで緊張が高まった。

韓国の放送には、世界のニュースや民主主義社会と資本主義社会に関する情報、人気のKポップ音楽などがミックスされている。その音は北朝鮮まで20キロ(12.4マイル)以上届くと考えられている。



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