ホーム Fuji 北朝鮮の金与正氏、韓国指導者が緊張を政治的な妨害に利用していると非難

北朝鮮の金与正氏、韓国指導者が緊張を政治的な妨害に利用していると非難

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スプートニク/ウラジミール・スミルノフ/REUTERS経由のプール/ファイル写真
北朝鮮の最高指導者、金正恩の妹である金与正氏は、2023年9月13日、ロシア極東アムール地方でロシアのプーチン大統領と北朝鮮の最高指導者、金正恩との会談に先立ち、ボストーチヌイ宇宙基地に到着した。

ソウル(ロイター) – 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の実力ある妹、金与正氏は、韓国の尹錫悦大統領が国内問題から注意をそらすために朝鮮半島の緊張を煽っていると非難したと、国営メディアが月曜日に報じた。

北朝鮮がロシアと相互防衛協定を締結し、韓国の活動家が反北朝鮮のビラを載せた風船を打ち上げたことへの報復としてゴミを詰めた風船を韓国に送りつけたことで、南北間の緊張が高まっている。

朝鮮中央通信によると、金与正氏は「最悪の統治危機に陥った尹氏とその一派は、ますます高まる緊張を利用して『緊急脱出』を試みている」と語った。

彼女は、100万人以上の署名が集まった、尹氏の弾劾を求めるオンライン請願を引用した。

南北問題を担当するソウル統一省は、金正恩氏の尹氏を非難する発言に遺憾の意を表明した。

同省のク・ビョンサム報道官は記者会見で、「国民の生活を無視し、基本的人権を抑圧する北朝鮮政権は反省すべきだ」と述べた。

金与正氏はまた、韓国が最近国境付近で行った射撃訓練を「許しがたい明白な挑発行為」と呼んだ。

韓国軍は6月下旬、2018年以来初めて、西側の海上国境付近で実弾射撃訓練を再開した。

韓国は先月、北朝鮮によるゴミ風船打ち上げに抗議し、緊張緩和を目指して2018年に北朝鮮と締結した軍事協定を停止すると発表した。

金委員長は、北朝鮮が自国の主権が侵害されたと判断した場合、同国軍は憲法に従って直ちに任務を遂行すると述べた。



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