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動員されたロシア兵の妻たちが国防省で異例の抗議活動を行い、兵士らの帰還を要求

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ロシア国防省報道局(AP通信経由)
ロシア国防省報道局が2024年6月2日日曜日に公開したこの写真では、ロシア兵がウクライナの非公開の場所で銃を操作している。

月曜日、約20人の女性グループがロシア国防省の外でひざまずき、異例の抗議活動を行い、動員された兵士の夫と息子のウクライナからの帰還を要求した。

ウラジーミル・プーチン大統領によってロシア軍に動員された男性の親族である女性グループが、数か月間にわたって小規模な抗議活動を行っている。

月曜日の抗議活動に参加した女性たちは、ロシアの新国防大臣アンドレイ・ベロウソフ氏との会談を求め、兵士たちの帰国を認め、当局が兵士の休暇許可までの勤務期間を制限するよう要求した。また、動員された兵士たちを戦闘に同意した契約兵士に置き換えるよう要求している。

ロシア当局は、数回の抗議を受けて、金曜日にこのグループを「外国のエージェント」と指定した。この指定は、反対意見を封じるためにモスクワが使う戦術である。

ソーシャルメディアで共有された動画や写真には、学齢期の子供やベビーカーに乗った子供を連れた女性グループが国防省の外でひざまずき、横断幕を掲げている様子が映っていた。動員された兵士の子供が「お父さんを連れ戻して」と書かれたTシャツを着ている姿も写っていた。

ソーシャルメディアで抗議活動のライブ配信をシェアした女性は、デモ参加者は拘束される恐れがあるためジャーナリストを招待しなかったと語った。しかし、彼女がシェアした動画の1つには、国防省のそばで待機する警察車両と警官たちが映っていた。彼女は、女性たちはその後帰宅したと述べた。

彼女の投稿によると、問題の解決策は、ウクライナでの戦争を「終わらせて」嘘をつくのをやめるか、「第二波の動員を実施してこれも嘘をつくのをやめる」か、動員された兵士たちを帰還させることだという。

プーチン大統領は、2022年9月にモスクワとウクライナの全面戦争で戦場での敗北を受け、最大30万人の予備役の「部分動員」を命じた。これにより、飛行機の混雑と、逃げようとする男性たちのロシア国境での長い列が引き起こされた。

ロシア軍は国民の反発を認識し、2022年後半からより多くの志願兵を募集してウクライナの戦力強化に努めている。当局は昨年、約50万人が国防省と契約を結んだと主張している。



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