ホーム jpn 加賀美選手がレスリング金メダルで日本のメダルラッシュを締めくくる。日本は女子最重量級で初の金メダルを獲得

加賀美選手がレスリング金メダルで日本のメダルラッシュを締めくくる。日本は女子最重量級で初の金メダルを獲得

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Hiroto Sekiguchi / The Yomiuri Shimbun
パリオリンピックのレスリング女子フリースタイル76キロ級決勝で、加賀美優香選手(右)がアメリカのケネディ・アレクシス・ブレイズ選手と対戦する。

パリ — 日曜、パリオリンピックのレスリング女子76キロ級で加賀美優佳選手が米国のケネディ・ブレイズ選手を破り金メダルを獲得した。

日本の女子レスリング選手は、全6階級でメダルを獲得し、男子、女子ともに記録的な8個の金メダルを獲得した。

加賀美選手は、レスリングにおける日本のメダルラッシュをさらに1つの金メダルで締めくくった。女子レスリングがオリンピック競技として初めて採用された2004年アテネオリンピック以来、女子レスリングが競技に加わるのは6回目の大会となる。

日曜日まで、日本のオリンピック女子重量級の最高成績は銅メダルで、浜口京子がアテネと2008年の北京両大会で3位に入った。

加賀美選手の歴史的な勝利により、日本は金メダルを獲得し、記録を更新した。

「誰も成し遂げたことのないことを成し遂げた。とてもうれしい」と加賀美さんは興奮気味に語った。

決勝戦では、火神は攻撃に慎重だったが、第2ピリオドでテイクダウンを成功させて2点を獲得し、リードを奪った。ブレイズの懸命な努力にもかかわらず、火神の防御は打ち破るには強すぎた。

2023年、加賀美は高速タックルを武器に、世界選手権76キロ級で20年ぶりに日本人女子レスラーとして優勝した。


読売新聞

身長1.67メートル、がっしりとした体格のレスラーは、力強さだけでなく敏捷性も兼ね備えている。

「タックルやスピード、筋肉を皆さんに見てもらいたいです」と加賀美選手は大会前に笑顔で語った。

5月に右膝を負傷するなどして欠場していたため、不安はあったものの、オリンピックに向けて十分な準備を整えていた。

木曜日にレスリング女子53キロ級フリースタイルで金メダルを獲得した藤波朱里選手は、日曜日にシャン・ド・マルス・アリーナで親友の加賀美選手が優勝するのを見守り、試合後には2人で抱き合った。

3月に左肘の手術を受けた藤波選手と加賀美選手は、リハビリをしながら、お互いに励まし合いながら体を万全に戻し、一緒に金メダルを獲得しようとした。

選手村でも同じ部屋を使った。

加賀美は藤波とパリでの勝利を祝って乾杯することを約束していた。「一緒に乾杯しましょう。彼女は冷蔵庫にシャンパンを一本入れてあるんです」と加賀美は言った。

日本女子レスリングチームは4階級で金メダルを獲得しているが、チームの躍進の最新のバトンを担う加賀美選手は「プレッシャーは全く感じませんでした。すべてが私を強くしてくれました」と語った。

「私は『私の番が来る、私の番が来る…来たぞ!』と思いました」と彼女は語った。

吉田沙保里選手や伊調馨選手といった伝説の選手たちが世界をリードしてきた日本の女子レスリングは、今や新たなレベルに近づき、その強さは新たな世代に受け継がれつつある。



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