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加藤元厚労相、与党総裁選への出馬表明

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加藤勝信元厚生労働大臣は火曜日、国民の所得を倍増させ、日本経済を活性化させると公約し、与党自民党の総裁選への立候補を表明した。

加藤氏(68歳)は、菅義偉前首相の下で官房長官を務め、裏金スキャンダルを受けて国民の支持率低下に直面していた岸田文雄内閣の後継をめぐり、9月27日に行われる総選挙に立候補する8人目の候補者だ。

加藤氏は自民党総裁選に初めて立候補した際の記者会見で、「国民の所得を倍増させることが最優先課題。これより重要な政策はない」と語った。

首相は、いくつかの好ましい動きがあるにもかかわらず、日本経済は「人々が考える以上に厳しい状況にある」と述べ、所得倍増計画には「10年から15年」かかる可能性が高いと付け加えた。

加藤勝信元官房長官は2024年9月10日、東京で記者会見し、9月27日の自民党総裁選への立候補を表明した。(共同通信)==共同通信

昨年、世界第3位の経済大国の地位をドイツに奪われた日本にとって、賃金上昇はデフレ脱却に向けて「アクセルを踏む」ための鍵であり、この元財務省官僚は、その目標は「もうすぐそこにある」と述べた。

自民党総裁に選出され首相となった場合、賃金上昇や技術革新を促進し、自然災害に見舞われた地域を援助する環境を整える経済対策と「大胆な」補正予算を策定すると約束した。

岸田氏は、自民党が新たな指導部の下で変わる必要があると強調し、9月末の現任期3年を超えて再選を目指さないことを決めた。

すでに混戦となっている選挙戦が木曜から正式に始まるのを前に、上川陽子外相(71)は水曜に出馬する予定だ。

しかし自民党幹部は、他の閣僚である斎藤健経済産業大臣(65)と野田聖子総務大臣(64)が今回出馬表明するのは難しいと述べた。

選挙に出馬するには自民党議員20人の支持が必要だ。

加藤氏は記者会見で、国民の信頼を回復し、政治資金の透明性を高めるために自民党を改革すると誓った。

タカ派的な見解で知られる故安倍晋三元首相と親しい関係にあった加藤氏は、戦争放棄をうたった平和憲法を改正するという自民党の目標を実現すると述べた。

しかし、伝統的な家族の価値観を重視する自民党にとって意見が分かれる問題である夫婦の別姓を認めることについては慎重な姿勢を示した。

今回の総選挙は、党内の政策決定に大きな影響力を持つ自民党派閥の大半が、資金集めパーティーを通じて派閥が資金を蓄えていた政治資金スキャンダル後の世論の監視の強化で解散を決めて以来、初めての総選挙となる。

加藤氏は、すでに出馬を表明している自民党幹事長茂木敏充氏(68)率いる派閥出身。

他の候補者は、小林隆行元経済安全保障担当相(49)、石破茂元防衛相(67)、河野太郎デジタル担当相(61)、林芳正官房長官(63)、小泉進次郎元環境相(43)、高市早苗経済安全保障担当官(63)の7人。


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