2023年9月20日、東京に日本銀行が見えます。
2024年6月26日 19時53分
ロンドン — 水曜日のロンドン外国為替市場で円は一時1ドル=160円台まで下落した。政府と日本銀行が市場介入したとみられる4月29日以来、約2カ月ぶりの下落だ。
円は米国経済の好調を受けてドルに対して売られた。また、米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言により、米金利が近いうちに引き下げられるとの見方が後退したこともドル高の背景にある。
4月に円が160円台まで下落すると、日本政府・中央銀行が円買い・ドル売り介入したとみられ、為替レートは一気に円高に転じた。
市場は再び介入が行われるかどうかについてますます警戒を強めている。