兵庫県議会、苦境に立たされた知事に対する不信任決議案を可決

兵庫県議会は木曜の夜、問題となっている斉藤元彦知事に対する不信任決議を全会一致で可決した。職場でのいじめの疑いのある知事に10日以内に辞任するか、議会を解散するかを迫る極めて異例の措置だ。

戦後の日本の歴史において、現職知事に対する不信任決議が都道府県議会を可決した例はわずか4件しかない。4人の知事はいずれも議会を解散することを選ばなかった。

全議員が共同で提出したこの動議は、知事が県政の停滞を招いた重大な道義的、政治的責任を負っており、リーダーとしての資質を欠いていると強調した。