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共同通信の自民党支持者世論調査で高市氏が首相に最もふさわしいと評価

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自民党総裁選を2週間後に控えた月曜日、共同通信が実施した世論調査によると、高市早苗前経済安全保障担当相は、自民党支持者の27.7%が次期首相に最もふさわしいと考えていることが分かった。

高市氏は、昨年末以来党支持を揺るがしている裏金スキャンダルを受けて、与党総裁としての再選を目指さないことを8月に発表した岸田文雄首相の後継者を選ぶため、9月27日の自民党総裁選に出馬している。

日曜から2日間にわたって実施された電話調査によると、他の8人の候補者のうち、石破茂元防衛大臣は23.7%、小泉進次郎元環境大臣は19.1%の支持を得ており、選挙の第1回投票で過半数を獲得する候補者はいないとみられる。

Combined photo shows (from L) Shinjiro Koizumi, Sanae Takaichi and Shigeru Ishiba. (Kyodo)

総裁選の投票資格のある自民党支持者のうち、小泉氏が27.9%でトップとなり、高市氏が21.4%、石破氏が19.7%で続いたことが、新総裁選出の約10日前に行われた世論調査で分かった。

自民党主導の連立政権とその連立パートナーである小政党が両院を掌握しているため、選挙戦に勝利した者が首相となるが、過去最多の9人の候補者が立候補する混戦状態のため、誰が勝利を収めるかを予測するのは困難となっている。

第1回投票では、自民党の国会議員367人がそれぞれ1票を投じ、さらに日本国籍を持ち過去2年間会費を納めてきた一般議員の意向に基づいて367票が決定される。

一般議員による投票締め切りは9月26日。決選投票が行われた場合、国会議員367人と自民党の各都道府県支部47支部が投票する。

選挙運動は先週木曜日に始まり、候補者全員が自民党のブランドを再構築することを約束した。

最新の世論調査によると、自民党支持者の66.1%が、党内派閥から裏金を受け取った与党議員は、なぜ、どのようにしてそのような資金を蓄えたのかを国会で説明するべきだと考えている。

自民党は昨年末以来、故安倍晋三首相が率いた最大派閥を含む一部の派閥が資金集めパーティーの収入の一部を報告せず、裏金を創設したことで厳しい監視に直面している。

日本の国会は6月、自民党が提案した政治資金規制改革法の改正案を可決したが、野党側は、この法案は効果がなく、国の長年の課題である政治と金の問題に対処する上で多くの抜け穴があると主張した。

一方、政策面では、日本で夫婦が別姓を使えるようにするか否かを巡って候補者9人の意見が分かれている。これは、伝統的な家族の価値観を重視する自民党にとって過去30年間の争点となっている。

共同通信の世論調査では、自民党支持者の41.4%が選択的夫婦別姓制度の導入に賛成し、43.2%が反対した。

次期首相が優先すると思われる課題について尋ねたところ、自民党支持者の36.2%が経済活性化と物価上昇抑制策を挙げ、24.5%が外交・安全保障政策への重点を挙げた。

調査は全国の有権者のうち無作為に選ばれた18歳以上の人を対象に実施。支持政党が自民党だと答えた1,048人の回答を集計した。

自民党次期総裁に立候補している議員らが2024年9月16日、石川県金沢市で行われた党大会に出席した。(共同)


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