ホーム Fuji 今年は1万品目以上の食品・飲料の価格が上昇する見込み。昨年の3万品目以上から減少

今年は1万品目以上の食品・飲料の価格が上昇する見込み。昨年の3万品目以上から減少

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ロイター/篠裕也/ファイル写真
東京のドラッグストアで、値札の間を買い物客が歩いている様子

今年、値上げされたり値上げされる食品や飲料の品目数は1万品目を超える見通しで、3万品目を超えた昨年より大幅に減少することが民間調査会社の調べで分かった。

為替市場で円安が進むと、海外からの原材料や資材の調達コストが高騰する懸念があり、帝国データバンクは「これから秋にかけて大規模な値上げラッシュが訪れるだろう」とみている。

調査会社は国内の主要食品・飲料メーカー195社から価格動向を集計。1~11月に値上がりした、または値上がり予定の品目は計1万86品目となった。

この数字は、2023年全体で値上がりした品目数3万2396品目の3分の1以下だが、値上がりの主な要因は「原材料価格の上昇」が昨年と同じ9割超を占めた一方、「円安」は2023年の11.4%から29.8%に増加した。

7月は合計411品目の食品・飲料が値上げされる予定。

メルシャンはワイン約130品目を値上げする。輸入ワインは5~50%、日本ワインは10%の値上げとなる。山崎製パンはレーズンやチョコレートを使った商品の一部を値上げする。円安に加え、天候不順による農作物の不作で原材料費が高騰した影響も各社に及んでいる。



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