ホーム jpn 井上がドヘニーをTKOで破り、スーパーバンタム級の王座を防衛

井上がドヘニーをTKOで破り、スーパーバンタム級の王座を防衛

9
0


日本のボクシング界のスーパースター、井上尚弥は火曜日、アイルランドのTJ・ドヘニーを第7ラウンドで止め、スーパーバンタム級の世界チャンピオンの座を守り抜いた。

「モンスター」の異名を持つ31歳のドヘニーは、東京の有明アリーナでボディコンビネーションを繰り出し、ドヘニーが背中を抱えて試合を続行できなくなるほどの打撃を披露し、9試合連続のノックアウトを記録した。

「ダメージが蓄積していたのかもしれない」と井上は、拍子抜けの結末に失望感を示した。「慎重に計画した戦いをしたかった」

2024年9月3日、東京の有明アリーナで行われたスーパーバンタム級世界王座防衛をかけた試合の第2ラウンドで、日本の井上尚弥選手(左)がアイルランドのTJ・ドヘニー選手にパンチを繰り出す。(共同)

世界最高のパウンド・フォー・パウンド・ボクサーの一人として広く認められている無敗の井上は、5月に東京ドームで4万3000人の観客の前でメキシコのルイス・ネリを6ラウンドでテクニカルノックアウトし、タイトルを防衛した。

神奈川県出身の彼は、2023年12月にフィリピンのマーロン・タパレスを破ってスーパーバンタム級の統一王者となり、2つの異なる階級で世界チャンピオンベルト4本全てを獲得した史上2人目のファイターとなった。

元IBF世界チャンピオンのドヘニーに勝利したことで、井上は28勝0敗、24/25ノックアウトとなった。

37歳のドヘニーは、2018年8月に岩佐亮輔からIBFスーパーバンタム級のベルトを獲得した時を含め、これまでに日本で数回の試合を行っていた。

2024年9月3日、東京の有明アリーナで行われたスーパーバンタム級世界王座防衛をかけた試合の第6ラウンドで、日本の井上尚弥選手(左)がアイルランドのTJ・ドヘニー選手にパンチを繰り出す。(共同通信)==共同通信

井上との対戦では格下だったにもかかわらず、オーストラリアを拠点とするサウスポーは型破りなファイトプランで序盤からチャンピオンのバランスを崩し続けた。

井上は忍耐強く戦い続け、第5ラウンドと第6ラウンドでは相手のボディにパワーパンチを打ち込みダメージを与え始めた。

7回序盤に井上が電光石火の4連打を繰り出した後、ドヘニーはもう戦えないと合図し、足を引きずってコーナーに向かった。その後、ロッカールームに戻るのに助けが必要だった。

日本の井上尚弥選手が、2024年9月3日に東京の有明アリーナで行われたスーパーバンタム級世界王座戦でアイルランドのTJ・ドヘニー選手を破り、王座防衛を果たした後、観客に挨拶した。(共同通信)==共同通信

井上は、狡猾なドヘニー(26勝5敗、20KO)の危険性を認識しており、計算して戦ったと語った。

「ボクシングは簡単ではありません。ノックアウトを狙うだけで相手を倒せるスポーツではありません」と井上は言う。「私は戦いをよく理解し、それに応じてボクシングを組み立てるようにしました。」

日本の武井良樹選手は、同国の比嘉大吾選手を相手に全会一致の判定でWBOバンタム級王座を防衛した。

井上氏の大橋ジムに所属する元キックボクサーの28歳の武井は、8回のKOで10勝0敗となった。

日本の井上尚弥選手は、2024年9月3日に東京の有明アリーナで行われた試合でアイルランドのTJ・ドヘニー選手をテクニカルノックアウトで破り、スーパーバンタム級の4つのタイトル全てを防衛した後、ポーズをとった。(共同)


関連報道:

ボクシング:無敗のチャンピオン、井上はドヘニーを過小評価していない

ボクシング:「モンスター」井上が9月にアイルランドのドヘニーと対戦

ボクシング:井上はWBAの命令を無視してウズベキスタンのアフマダリエフと戦う可能性






もっとニュース

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください