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中部日本の原子力発電所、福島原発事故後の安全検査で初の不合格となる

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日本の原子力監視機関は水曜日、日本の中部にある原子炉が再稼働に必要な安全審査に合格しなかったと正式に決定した。これは、2011年の福島原発危機後の規制機関の設立以来、初めてのケースである。

原子力規制委員会は、日本原子力発電敦賀原発2号機について、停止中の原子炉の下に活断層が通っている可能性があるとして、8月に安全性を認めないとした決定を確認したと発表した。規制委はパブリックコメントも募集していた。

地震の多い日本では、断層の直上に原子炉やその他の重要施設を建設することは禁止されている。

2024年7月に撮影された航空写真には、福井県敦賀市にある日本原子力発電敦賀原子力発電所の2号炉が写っている。 (共同)

規制委の安全審査チームは今年7月、原子炉建屋の北約300メートルにある活断層が施設の直下に伸びている可能性を排除できないと結論づけた。

これまでに建設中のものも含め全国35基の原子炉のうち27基が安全審査を申請し、17基が審査を通過した。

2013年に原子力規制委員会の専門家の調査で発電所直下に活断層の存在が報告されたにもかかわらず、日本原子力発電は2015年に初めて発電所の安全審査を申請した。

日本原子力発電が不正確な内容やデータの無断書き換えを含む文書を提出していたことが明らかになり、評価手続きは2度停止された。昨年8月に再申請した。

日本は2012年に規制委員会を発足させて規制体制を刷新し、また、大規模な地震によって引き起こされた東京電力ホールディングス株式会社福島第一原子力発電所の災害から学んだ教訓を反映するために、2013年7月に一連の新たな安全要件を導入した。そして2011年3月の津波。


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