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中谷新国防長官、オースティン氏、日米同盟強化を誓う

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中国と北朝鮮がもたらす安全保障上の課題の中、中谷元新防衛大臣とロイド・オースティン米国防長官は土曜日、二国間同盟の抑止力と対応能力をさらに強化することで合意したと日本政府は発表した。

国防省によると、10月1日にイタリア南部ナポリで行われた石破茂首相の就任以来初の対面会談で、中谷氏はオースティンに対し、日本は防衛力の大幅な強化に取り組むと述べた。

2024年10月19日、イタリアのナポリでロイド・オースティン米国防長官(前列左から2人目)と会談する中谷元防衛大臣(左端)。(共同通信)

同省は、8月の中国軍用機による史上初の日本の領空侵犯を含め、中国の軍事的主張の高まりに隠された形で言及し、両国は日本周辺で起きている最近の動きを念頭に「強い危機感」を共有したと述べた。

中谷氏は会談冒頭、「同盟を強化するため、日米が緊密に連携していきたい」と述べた。オースティン氏は、同盟国に提供される核防護を含む日本の「拡大抑止力」に言及し、日本防衛に対する米国のコミットメントは依然として揺るぎないと述べた。

この会談は同日、G7会合の周辺で行われ、石破政権が日米同盟が依然として日本の外交と安全保障の基礎であると強調している中で行われた。

日本の新指導者の構想には、より「対等な」パートナーシップを築くために在日米軍人の扱いを定めた二国間協定を改定するなど、摩擦につながりかねない内容が含まれている。

会談後に記者団に説明した防衛省関係者は、中谷氏とオースティン氏が日米地位協定の問題を持ち出したかどうかについては回答を避けた。中谷氏によると、両氏は先週の電話会談ではこの件について話し合っていなかったという。

同省によると、国防長官らはまた、両国がより良い連携を図るために指揮統制の枠組みを改善することを確認した。

ワシントンは、地域の緊急事態に対処する現在の在日米軍の役割が限定的であることへの懸念の中で、在日米軍をより作戦上の責任を負う統合軍司令部に転換することを計画している。

刷新された在日米軍は、陸、海、空の各部門を指揮するために2025年3月までに設立される日本の自衛隊の統合作戦司令部に相当するものとなる。

同省によると、中谷氏とオースティン氏は、緊急時に敵地の目標を直接攻撃する日本の「反撃能力」を効果的に運用することを誓った。また、中国が台湾に対する軍事的圧力を強める中、両首脳は台湾海峡を越える平和と安定の重要性を確認したと発表した。


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