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中国空母が日本南部の接続水域に進入

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日本の防衛省は、中国の空母が水曜日、東シナ海から日本南部の離島の間を航行し、日本の領海すぐ外側の接続水域に初めて入ったと発表した。

国防省は、中国海軍の空母「遼寧」と駆逐艦2隻が2日早朝、沖縄県の与那国島と西表島の間の接続水域を南下し、太平洋に向かったが、日本の領海には入らなかったことを確認した。

軍艦の移動は、8月下旬に中国軍の偵察機が長崎県の島々沖の東シナ海上空で日本の領空を侵犯して緊張が高まった時期に起きた。

中国海軍の空母「遼寧」が日本の領海に近い接続水域を航行している様子。日時や正確な位置は明らかにされていない。(防衛省統合幕僚監部提供)(共同通信)

守屋弘志官房副長官は、中国海軍による今年4度目の事件後の記者会見で、日本政府は中国政府に船舶の航行について「重大な懸念」を伝えたと述べた。同長官は、こうした行動は「我が国の安全保障環境の観点から全く受け入れられない」と述べた。

接続水域とは、12海里の領海を超え、海岸から24海里までの水域を指します。外国船舶は、国の安全を脅かさない限り、接続水域を航行することが許可されています。

北京では、中国外務省の林建報道官が記者会見で、同空母の航行は「中国の国内法と国際法に準拠している」と述べた。

与那国島は日本最西端の島で、東京が実効支配し北京が領有権を主張する無人島、尖閣諸島の南西約150キロに位置する。また、台湾の東約100キロに位置している。台湾は中国が最終的に中国本土と再統一されるべき分離独立の省と見なしている民主的な自治島である。

防衛省によると、自衛隊は接続水域を通過する前に、尖閣諸島の北西約210キロの海域で中国の軍艦3隻を発見したという。

中国初の航空母艦として2012年に就役した遼寧は、1998年にウクライナから購入したロシア製の艦艇を改装したもので、「スキージャンプ」式の離陸台を備えている。


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