ホーム Fuji 中国、米国のCOVIDワクチンの信用を落とす「悪意」を非難

中国、米国のCOVIDワクチンの信用を落とす「悪意」を非難

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ロイター/ダド・ルヴィック/イラスト
2022年1月16日に撮影されたこのイラストには、「シノバックCOVID-19ワクチン」というラベルの付いたバイアルが写っている。

マニラ(ロイター) – フィリピン駐在の中国大使館は、新型コロナウイルス感染症の流行中に中国製ワクチンやその他の支援に対する信頼を損なおうとする米国の秘密作戦に関する報道を受けて、米軍を「偽善、悪意、二重基準」で非難した。

マニラ駐在の中国大使館報道官が火曜日に述べたこの発言は、米軍が新型コロナウイルスのパンデミック中にフィリピンにおける中国のシノバックワクチン接種の信頼性を失墜させるための秘密計画を開始したとするロイターの調査報道に対する反応だった。

調査の結果、米軍は中国から供給されたワクチンやその他の救命支援品の安全性と有効性について疑念を抱かせることを狙っていたことが判明した。報告書によると、フィリピン人を装った偽のインターネットアカウントを通じて、米軍のプロパガンダ活動は反ワクチン運動へと変貌したという。

「世界中の人々は、米国の偽善、悪意、二重基準を露呈する米軍の行動に憤慨している」と大使館の報道官は声明で述べた。

「米国は人権尊重を口にしながら、フィリピン国民の生命と健康という基本的人権に関しては全く逆のことをしている。」

マニラの米国大使館はコメント要請を国防総省に回した。ロイターの報道によると、国防総省の高官は、米軍が発展途上国で中国のワクチンを貶める秘密の宣伝活動を行っていたことを認めたが、詳細の開示は拒否した。

報告書では、国防総省の報道官が、米軍は「米国、同盟国、パートナーを狙った悪意ある影響力攻撃に対抗するため、ソーシャルメディアを含むさまざまなプラットフォームを利用している」と述べたと引用されている。また、中国が「COVID-19の拡散について米国を誤って非難する偽情報キャンペーン」を開始したとも述べた。



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