中国は、1兆7000億ドル規模の金融セクターを統合し、海外の金融機関に対抗できる強力な投資銀行を構築するため、国内最大の国営証券会社2社を統合して新たな巨大企業を創設しようとしている。
木曜日の両社の発表によると、国泰君安証券は株式交換により、より小規模なライバルである海通証券と合併する。上海の国家資産管理局が一部所有する両社の合併により、資産1兆6000億元（2300億ドル）の新会社が誕生し、中信証券を抜いて最大の証券会社となる。
合併は両社の取締役会と株主、そして規制当局の承認を待っている。
