ホーム Fuji 世論調査:次期自民党総裁に石破氏が最有力、回答者は「政策実行力」を重要な資質として求める

世論調査:次期自民党総裁に石破氏が最有力、回答者は「政策実行力」を重要な資質として求める

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読売新聞ファイル写真
Shigeru Ishiba

読売新聞が実施した全国世論調査で、自民党元幹事長の石破茂氏が次期自民党総裁として最も人気があった。

金曜から日曜にかけて行われた世論調査で、石破氏は回答者の25%から適切な候補者だと評価された。石破氏の数字は、同じく1位だった6月の前回調査の23%から上昇した。同様に、小泉進次郎元環境相は前回調査と同じ15%で2位を維持した。

3位は河野太郎デジタル変革担当大臣で、8%(6%から上昇)となり、前回の調査の5位タイから順位を上げた。

回答者は自民党の政治家12人から選んだ。高市早苗経済再生担当相、岸田文雄首相、菅義偉前首相の3人が6%で同率4位となった。

回答者は、首相に最も重要だと思う6つの資質や能力についても尋ねられた。複数選択可の質問では、「政策実行力」が91%で最も多かった。次いで「国民への説明力」と「リーダーシップ」がともに89%、「外交手腕」が80%、「清潔感」が73%、「国家ビジョン」が72%だった。

自民党支持層では「政策実行力」が93%でトップ。過半数を占める無党派層では「国民への説明力」が91%で最多となった。

石破氏、お盆まで審議へ

石破氏は日曜、今秋の総裁選に出馬するかどうかは「少なくとも夏のお盆休みまでは」慎重に検討すると述べた。同氏は鳥取市で記者団に対し、その姿勢を貫いた。

また、茂木敏充自民党幹事長、小林隆行元経済安全保障担当相、高市氏、河野氏など「ポスト岸田」候補にも言及した。

しかし、「まだ誰も何も言っていない」と石破氏は強調した。



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