アップルのアップストアの責任者は、モバイルソフトウェア市場で過大な影響力を行使しているという懸念から規制当局の監視を集めている高収益部門の再編の一環として退任する。
事情に詳しい関係者によると、2010年からApp Store事業を統括してきたマット・フィッシャー副社長は、10月に同社を退社する予定。関係者は、人事異動が発表されていないため、匿名を条件に語った。App Store部門は2つのチームに分割され、1つはアップルの自社ストアを監督し、もう1つは代替アプリの配信を担当する。
App Storeの最終責任者であるフィル・シラー氏は、規制当局がAppleに対し、iPhone、iPad、その他同社のデバイス上のアプリに対して代替ストアと支払い方法を許可するよう強制したことに対応して、この変更を行っている。
