パリ –
今週末日本で閉幕を迎える今年の世界ラリー選手権で唯一確実なのは、ヒュンダイのドライバーがタイトルを獲得することだが、それがティエリー・ヌービルなのかオット・タナクなのかはまだ分からない。
メガネをかけたベルギー人のヌービルが25点リードを保って最終レグに臨む最有力候補となっている。彼はシーズン開幕戦のモンテカルロとギリシャのアクロポリス・ラリーで優勝し、その過程で他にも4度の表彰台を獲得している。
「これは私が好むラリーの一つであり、2年前に我々が優勝した大会だ」とヌービルは先週の公式歓迎会で語った。