上杉謙信ゆかりの幕の修復工事始まる

度重なる内乱が特徴的な戦国時代（１４８２～１５７３年）の日本の大名、上杉謙信（１５３０～１５７８年）がかぶっていたとみられる白頭巾の修復作業が始まった。

謙信公を祀る山形県米沢市の上杉神社に安置されている白頭巾は、明治時代に禁忌の文書が作られ、地元住民の間でも存在が知られていなかった。

国の重要文化財に指定されている白頭巾は、修復後、謙信公の死後450年にあたる2028年、もしくは謙信公の生誕500年にあたる2030年に一般公開される予定だ。