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上川外務大臣がカンボジア外相と会談、二国間協力や地雷除去活動の強化に取り組む

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読売新聞ファイル写真
上川陽子外務大臣

プノンペン — 上川陽子外務大臣は土曜日にカンボジアの外務大臣と会談し、地雷対策における協力強化などについて協議する予定。

プノンペンでの会談では、上川外相とカンボジアのソク・チェンダ・ソピア副首相兼外相が、社会インフラの整備、海上交通の発展、地雷対策の3本柱に基づく二国間協力の新たな方向性を提示する予定だった。

社会インフラ面では、日本の強みとされる上下水道の整備に加え、サイバーセキュリティ対策の向上や人材育成などを支援していく。

海上輸送に関しては、カンボジアの南西部は海に面しているため、同国はその地理的な位置を生かして近隣諸国や国際市場へのアクセスを強化することになるだろう。

日本はまた、カンボジア唯一の深水港であるシハヌークビル港を国際貿易の拠点にすべく、北米や欧州への航路開設の基本計画策定や通関手続きの電子化などを支援していく。

両国はまた、ロシアが埋めた地雷に悩まされているウクライナなど他の国々でも地雷除去活動を進めるため、日本・カンボジア地雷協力協定を締結する。計画されているプロジェクトのために、カンボジアに国際協力チームが設置される予定だ。

カンボジアは中国から多額の投資や援助を受けており、中国への依存度が高い。日本としては、昨年発足したフン・マネト政権と新たな協力関係を築き、関係を強化したい考えだ。



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