日本のウインガー、三笘薫選手が先制点を挙げ、ブライトンは土曜日のアウェー戦で10人となったエバートンを3-0で下し、イングランド・プレミアリーグの新シーズンをスタートさせた。
サムライブルーのアタッカー、南野拓実もゴールを決め、フランス・リーグ1の開幕戦でモナコはホームでサンテティエンヌに1-0で勝利した。
腰痛から回復し、2月以来初めてリーグ戦に出場した三笘は、グディソン・パークでの試合開始25分でヤンクバ・ミンテのクロスをファーポストでボレーし、シーガルズの今シーズン初ゴール、そして31歳の新監督ファビアン・ハーゼラーの下での初ゴールを決め、華々しく復帰した。
「プレシーズンではそんなに得点できなかったけど、いつかチャンスが来ることはわかっていたし、トレーニング中は調子が良かった」と三笘は昨年9月以来のリーグ戦初得点について語った。「もっと得点できるチャンスがあったので、今後はそれを生かさないといけない」
ダニー・ウェルベックが56分にブライトンの2点目をカーブシュートで決め、その10分後にはエバートンのアシュリー・ヤングが三笘を後ろから引っ張ったことで2枚目のイエローカードを受けて退場となった。シーガルズは試合終了4分前にウェルベックのパスからサイモン・アディングラが3点目を決めて勝利を収めた。
「久しぶりのプレミアリーグの試合で楽しかった」と89分までプレーした三笘は語った。「けがの後、いろいろな準備をしてきたので、今シーズン、それがどう実を結ぶか楽しみだ」
プレミアリーグデビュー戦となった右サイドバックでプレーした菅原由勢は力強いプレーを見せたが、昇格組のサウサンプトンは10人となったニューカッスルに0-1で敗れ、ハーフタイムで退場となった。DFファビアン・シャーは30分前にレッドカードを受けたが、ジョエリントンが45分にホームチームに決勝点をもたらした。
2024年8月17日、イングランド・ニューカッスルのセント・ジェームズ・パークで行われたイングランド・プレミアリーグの試合で、サウサンプトンの菅原由勢選手(左)がニューカッスル・ユナイテッドと対戦する様子。(共同)
今シーズンのプレミアリーグには、昇格組のイプスウィッチ戦でリバプールが2-0で勝利した試合で出場機会のなかった遠藤航を含め、過去最多の5人の日本人選手が出場している。
負傷した冨安健洋は、アーセナルがホームでウォルバーハンプトン・ワンダラーズに2-0で勝利した試合のメンバーには入っていないが、クリスタル・パレスに加入した鎌田大地は日曜日にデビューする予定だ。
南野はモナコの開幕戦で3ポイントをもたらした。元リバプールの選手である南野は、スタッド・ルイ・ドゥで行われた試合の28分に、ビジターチームのディフェンスラインの裏に走り込み、ヴァンダーソンの浮き球パスを受け、ゴールキーパーにロブパスを送った。
イタリアでは、日本代表GK鈴木紫恩選手が昇格組のパルマとフィオレンティーナのホーム戦で90分間フル出場し、セリエAデビューを果たした。
関連報道:
サッカー:マンシティ女子、山下彩加を3年連続日本人選手として獲得