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一部の学校が夏休みの宿題を廃止する理由

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東京、8月3日(日本のニュース日本の小学校教育の象徴ともいえる夏休みの宿題が大きく変わりつつあります。夏休みの宿題の最新動向とは?

新宿区立西新宿小学校は2023年度から夏休みの宿題を全面廃止した。同校の校長は「劇的な変化はまだないが、自主的に勉強したり、勉強以外のことに興味を持ったりする生徒も出てきた」と話す。

2023年には、親たちは子供たちがビデオゲームに多くの時間を費やしていることを懸念していたが、2024年までにその懸念は完全に消えた。校長は子供たちの自発性がわずかに高まったことも指摘した。

産婦人科医 宗 美穂さん:夏休みの宿題は勉強の復習が必要な生徒にとっては有益ですが、小学校の課題の多くは親の関与に大きく依存しています…

山内:確かに、特に低学年の子どもの場合、親が子どもの夏休みの宿題で重要な役割を担っていることがよくあります。

つまり、宿題が増えるほど、親にとっては負担が大きくなるということです。そのため、全国的に宿題を減らす傾向があり、これも家庭の負担軽減につながっています。

教育委員の清水明宏さんは「共働き世帯が増え、宿題のあり方が見直されている」と説明し、夏休みの宿題が減る全国的な傾向を裏付けた。

産科医の意見: 夏休みの宿題の多くは親の援助が必要です。学校は科学や研究方法についての詳細な指示を与えず、親がプロセス全体を管理しなければならないため、「自由研究」のようなプロジェクトには多大な援助が必要になることがよくあります。

山内:子どもも親と同じように負担を感じています。

ベネッセコーポレーションが実施した調査によると、小学生の夏休みの宿題で最も難しい課題は、1.自由研究/アートプロジェクト:40%でした。

2. 読書感想文: 39%

3. 日記/アートジャーナル: 30%

山内:課題の種類も少しずつ変わってきています。

かつてはノートにスケッチとして記録されていた「アサガオの観察」のような伝統的な作業は、今ではタイムラプス動画の作成を伴う。「アートプロジェクト」は、手作りの張り子の貯金箱から、コンピューターやスマートフォンを使ったプログラミングプロジェクトへと進化した。

しかし、自由研究を心から楽しむ子供もいます。

12歳の6年生、南畑拓海君は、1年生の夏休みの自由研究で人気のボードゲームを制作しました。土地開発や動物の売買を通じて動物園を運営するこのゲームは、イラストやルールを含め、すべて拓海君がデザインしました。40日間にわたる彼の熱心な取り組みは、保護者の全面的な支援を得ました。

ゲームのクオリティーが高かったため、両親が玩具会社のコンテストに応募。2023年7月に発売された「TAKUMI ZOO」(ハナヤマ社、3300円)は、予想の3倍の売り上げを記録した。拓海くんの小学1年生の作品のイラストをあしらったこのゲームは、2023年日本おもちゃ大賞のコミュニケーション・トイ部門で優秀賞を受賞した。

ソース: TBS



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