ロッテマリーンズは土曜日、日本で最も投げにくい投手である佐々木朗希を今オフシーズンにメジャーリーグへ移籍させることを決定したと発表した。
2022年4月のオリックス・バファローズ戦で完全試合を達成した、才能はあるが怪我がちな23歳の右腕の懸賞には、多くのクラブが参加すると予想されている。
佐々木氏はマリーンズのウェブサイト上のコメントでチームに感謝した。
2024年10月12日、札幌近郊のエスコンフィールド北海道で行われるパ・リーグのクライマックスシリーズファーストステージ第1戦で、ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が日本ハムファイターズと対戦する。 (共同)
佐々木氏は「球団は今後のMLB挑戦について私の考えを汲み取ってくれた。ポスティングシステムの利用を許可していただいたことに大変感謝している」と語った。
「マリーンズでの5年間でうまくいかなかったことがたくさんあった。野球人生は一度しかないので、その後は後悔したくない」。
佐々木は今年、18試合に出場しキャリアハイとなる10勝5敗、防御率2.35を記録し、111イニングで打者129人を奪った。
ロッテの2019年ドラフト1巡目指名選手は、マリーンズでの4シーズンで29勝15敗、防御率2.10という通算成績を残している。
佐々木はプロ1年目はトップチームでの登板はなく、身体的な問題を抱えていたため、シーズン全体をローテーションで過ごしたこともなかった。
2023年3月20日、フロリダ州マイアミのローンデポ・パークで行われたワールド・ベースボール・クラシック準決勝でメキシコと対戦する日本の佐々木朗希選手(共同通信)
MLBで投手を務めたマリーンズの吉井雅人監督は、それが自分の損失であり、潜在的には佐々木の利益になると認めた。
「もちろんチームにとっては非常に苦しいことだ」と吉井は語った。 「彼の気持ちはよくわかるし、この挑戦に取り組みたいという気持ちも理解している。彼にはまだ習得していない分野がたくさんあるが、彼はアメリカでそれを磨くことができる」。
「ブルペンで彼の投球を初めて見たとき、それは野茂英雄の投球を初めて見た以来、最大の衝撃だった。」
佐々木は今年少なくとも6日間の休養を挟んで登板した。 MLBの先発投手は通常、マウンドに向かうまでに4~5日の休みを取る。
2023年3月、佐々木は日本のワールド・ベースボール・クラシック優勝に貢献した。彼の速球は時速165キロ(102.5マイル)に達すると計測されている。
佐々木は25歳未満であるため、MLBとその協会によって国際アマチュアと定義されている。そのため、契約はマイナーリーグに限定されることになる。
佐々木は「マイナー契約を超えて世界一の野球選手になり、今自分を支えてくれている皆さんの期待に応えたい」と語った。
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