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ロシア領だった島々の記憶は絵地図で保存されている

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ロシア統治下の北方領土にかつて住んでいた日本人の子孫が、絵地図の作成を通じて島々での生活の記憶を保存しようとしている。

山下貴子さん(61歳)は、北海道の先端にある日本が領有権を主張する4島の高齢の元住民に地図を描いて配布している。ロシアのウクライナ侵攻により、島々への訪問プログラムが中断されている中でも、彼らが故郷を思い出せるようにするためだ。ロシアは第二次世界大戦末期に日本から4島を奪った。

択捉島蘆取村の山下さんの母、鈴木咲子さん(85)は、島の記憶を伝える活動に取り組んでいる。ピアノ教室を営みながら活動する山下さんは、新型コロナウイルスの影響で島訪問事業が中止になり、元島民から「残念だ」という声が聞こえたことをきっかけに、2020年から絵地図を描き始めた。



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