ニュージーランドのリディア・コ選手は土曜日、パリ五輪女子ゴルフ競技で金メダルを獲得し、3度の挑戦で3つのオリンピックメダルを獲得した。
ル・ゴルフ・ナショナルではコが一歩抜きん出ており、日本の山下実悠は最終日を通してマイナーメダル獲得の可能性を残していたが、アップダウンの激しい1オーバー73で結局表彰台を逃し、6アンダーの4位タイに終わった。
コ選手は土曜日に71打を叩き出して10アンダーの278で終え、ドイツの銀メダリスト、エステル・ヘンゼライト選手は66打を叩き出して8アンダーに急上昇し、銅メダリストの中国のリン・シーユ選手に1打差をつけた。
ニュージーランドのリディア・コ選手(左)は、2024年8月10日、フランスのサン・カンタン・アン・イヴリーヌにあるル・ゴルフ・ナショナルで行われたパリ五輪のゴルフ女子で金メダルを獲得し、喜びを表現した。(共同)==共同
「今は何も考えられません」と山下選手は取り乱した様子で語った。「メダルを目指していたので、4位は良くありません。」
山下は最初の3ラウンドでボギーを4回しか打たなかったが、土曜日の最初の7ホールでボギーを2回打った。その後、9番と16番でダブルボギーを打って状況はさらに悪化し、後者は表彰台への望みを大きく損ねた。
パリ五輪女子ゴルフ最終ラウンドの7番ホールで、日本の山下実悠選手がショットを打つ。2024年8月10日、フランス・サンカンタンアンイヴリーヌのル・ゴルフ・ナショナルで行われた。(共同)==共同
「プレッシャーはそれほどなかったが、粘り強くプレーできなかったのは自分のミスだった。9番と16番でダブルボギーを打ったのはもったいない」と世界ランキング18位の日本人選手は語った。
山下はラウンドを通じて5つのバーディを決めてダメージを取り返したが、ラウンド開始時点でスイスのモルガン・メトローと9アンダーで首位を分け合っていたコが堅実なゴルフを見せ、他の数名が順位を急上昇していたため、山下は太刀打ちできなかった。
パリ五輪女子ゴルフ最終ラウンドで、日本の山下実憂選手が第3ティーショットを打つ。2024年8月10日、フランス・サンカンタンアンイヴリーヌのル・ゴルフ・ナショナルで行われた。(共同)==共同
23歳の日本人選手は、フィリピンのビアンカ・パグダンガナン、オーストラリアのハンナ・グリーン、韓国のエイミー・ヤンと4位を分け合った。
コ選手は今回の金メダル獲得により、2016年リオデジャネイロ五輪での銀メダル、3年前の東京五輪での銅メダルに続き、オリンピックメダルを全て獲得したことになる。
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