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ユニクロオーナーのファーストリテイリング、通期利益31%増を計上、予想を上回る

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衣料品ブランド「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは木曜日、国際部門の利益率拡大が追い風となり、3年連続で過去最高益を記録した。

8月までの12ヶ月間の営業利益は前年同期の3,811億円から31%増加して5,009億円となったと、アパレルメーカーは声明で発表した。

これに対し、LSEGがまとめたアナリスト15人の予想平均値は4,783億円、同社独自予想は4,750億円だった。

ファーストリテイリングは、2025年度には営業利益がさらに増加し​​て5,300億円になるとの見通しを示した。

フリースジャケットや安価な下着で知られるユニクロは、国内外の歴史的な円安の恩恵を受けている。日本での観光ブームにより免税店での買い物が急増する一方、欧米市場への進出による収益は円に換算するとさらに増加する。

ファーストリテイリングの最大の海外市場である中国では、同社の収益はそれほどバラ色ではなかった。本土に900以上の店舗を構えるファーストリテイリングは、長い間、世界第2位の経済大国の小売業界の先導者とみなされてきた。

パンデミックによる規制が何年にもわたって業績を低迷させたが、現在の課題は消費者信頼感を圧迫する経済の低迷だ。

創業者の柳井正氏は長年、ファーストリテイリングを世界最大のファッション小売業者にすることを目指しており、ZARAのオーナーであるインディテックスとH&Mがその邪魔をしている。同氏は、パンデミック後の世界では消費者は贅沢品よりも価値を重視しており、この傾向はユニクロにとって有利に働くだろうと述べた。



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