北京 –
南シナ海での緊張が高まる中、中国は共産党機関紙「人民日報」が月曜日に掲載した論説で、フィリピンに対し「岐路に立つ」両国関係の将来について「真剣に検討する」よう求めた。
フィリピンと中国はここ数カ月、係争水路で沿岸警備隊の船舶に故意に衝突したとして非難の応酬を繰り広げており、6月にはフィリピン人船員が指を失うという激しい衝突も起きている。
これらの事件は、海洋紛争の処理を改善するための新たな連絡回線の設置など、信頼を再構築し対立をよりうまく管理するための両国の努力に影を落としている。
