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ボスニア・ヘルツェゴビナの山火事対策に政府支援、専門家派遣へ

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読売新聞
上川陽子外務大臣(左)は木曜の夜、サラエボでボスニア・ヘルツェゴビナのエルメディン・コナコビッチ外務大臣と握手している。

サラエボ — 政府はボスニア・ヘルツェゴビナの山火事対策を支援する計画だ。上川陽子外相は同国訪問中に支援策を発表する予定だ。

国土の約4割を森林が覆う同国に、政府は政府開発援助(ODA)を通じて専門家を派遣する。山火事は発見が難しいため、衛星データなどを活用して事前に発生しやすい場所を特定する支援を行う。

日本外務省によると、ボスニアでは2021年までの15年間で年間平均3万4000ヘクタールの山火事が発生している。気候変動により乾燥した夏が長引くと、山火事が増える可能性がある。

日本はボスニアに隣接する北マケドニアなどの国にも同様の支援を行っており、山火事を初期段階で検知し、その情報を西バルカン地域と共有するシステムの構築を検討している。



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