ホーム jpn ホームレスシェルターで暮らしていたルイジアナ州ニューオーリンズの高校生、イライジャ・ホーガンが卒業生代表として卒業

ホームレスシェルターで暮らしていたルイジアナ州ニューオーリンズの高校生、イライジャ・ホーガンが卒業生代表として卒業

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ニューオーリンズ – ルイジアナ州の学生は、ホームレスシェルターで暮らしながら、困難を乗り越えてクラスのトップの成績で高校を卒業した。

19歳のイライジャ・ホーガンさんは、2020年のコロナウイルスのパンデミックの最中に、遠隔授業で高校生活をスタートさせた。最近、ニューオーリンズにある22歳未満のホームレスの若者のためのシェルター、コベナント・ハウスに住みながら、ウォルター・L・コーエン高校の最終学年を終えた。

「大変でつらい経験でした。何度かつまずいたり転んだりしました。 [but] 「大丈夫だよ」とホーガンさんは高校最後の年について『グッドモーニングアメリカ』で語った。

ホーガン氏は、さまざまな困難に直面したにもかかわらず、ウォルター・L・コーエン高校とコヴナント・ハウスで強いコミュニティを見つけ、それが成功の助けになったと考えている。

教育がなければ、困難を乗り越えることも、その過程で助けてくれた人々に会うこともできないでしょう。

高校の卒業生代表、エリヤ・ホーガン

「私を助けてくれた人たちがいた。彼らがいなければ、私は卒業生代表として今ここにいることはなかっただろう」とホーガンさんは、支えてくれた同級生や教師、職員について語った。

最終GPA3.93のホーガンさんは、ニューオーリンズのアップタウン地区にあるチャーター高校、コーエン校の2024年度卒業生代表2人のうちの1人だ。

ホーガン氏は5月24日、ウォルター・L・コーエン高校の卒業式で卒業生代表の演説を行い、その演説を、自身に多くのものを与えてくれたコミュニティへの「感謝状」と形容した。

「スピーチ自体は、学校、職員、生徒、そしてその保護者に対して、私たちが学生時代を終えて卒業し、社会に出て行く今という場所にたどり着くのを助けてくれたことに対する感謝の手紙のようなものだった」とホーガンさんは説明した。

ホーガンが「GMA」に語ったところによると、これは緊張しながら高校生活を始めた4年前とは様変わりだ。

「時間が経つにつれて、人間関係を築き始め、素晴らしい人々と出会い、多くの人と知り合い、彼らとの信頼関係も築くようになりました」と彼は語った。

ホーガン氏の成功を見届け、支援してきた多くの人々の中には、コーエン高校の学生活動ディレクターのジャナ・デコスター氏や、コヴナント・ハウスでホーガン氏の通過儀礼のケースワーカーを務めるジャーカイラ・コブ氏もいる。

「当校の生徒は皆、さまざまなレベルのトラウマや経験を経験しています。エライジャは、確かに自分を支えてくれた大人たちがいたけれど、卒業までたどり着いた生徒全員にも同じように支えてくれた大人たちがいた、と認識していると思います」とデコスター氏は語った。「卒業式の大きな舞台で感謝の言葉をかけられることは稀です。彼が自分のことだけでなく、クラスメート全員のことを考えているという寛大さは、本当に特別なことです」

参照 | 高校の卒業生代表が父親の葬儀後に感動的なスピーチ

コブ氏は、2023年に初めてホーガン氏と会ってから、ホーガン氏の大きな変化にも気づいたと語った。

「ホームレスシェルターにいるのはトラウマだ。ここに来るまでに経験したことはすべてトラウマだ」とコブ氏は語った。

しかし、ホーガンに関しては、彼は長い道のりを歩んできたとコブは説明した。

「彼はとても内気でした。最初は言葉もほとんどありませんでしたが、私が彼の人生の一部となり、世界が与えてくれるものすべてを追い求めるよう彼を後押しし、励ますことができたこの7、8か月で、彼がどれだけ成長し、上手に話せるようになったかを見るのは本当に素晴らしいことです」とコブさんは語った。

現在、マーベルとスタン・リーのファンであり、ノンフィクションを読んだりアートを作ったりするのが大好きな19歳の彼は、秋にルイジアナ州ザビエル大学に入学し、グラフィックデザインを専攻する予定で、新たな冒険に挑戦する準備ができていると語った。

ホーガン氏は、自分の後を継ごうとしている他の学生たちに、時間をかけて学業に集中するよう勧めた。

「楽しい時間を過ごせる時間と場所はありますが、同時に、自分の教育についても計画的に行うようにしてください。教育がなければ、困難を乗り越えることも、これまで助けてくれた人々に会うこともできないからです」とホーガン氏は語った。

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