投資家らはベインキャピタルに対し、新規株式公開(IPO)で日本のキオクシアに求めていた評価額をほぼ半減するよう要求し、米国の買収会社はメモリーチップメーカーの10月上場計画を撤回するに至ったと関係者2人が語った。
2018年にベイン主導のコンソーシアムによって東芝から2兆円(134億ドル)で買収された当時、東芝メモリとして知られていたキオクシアは、10月のIPO計画を放棄したと関係者の話として先月報じられた。
ベインの目標1兆5000億円と比較して、世界の投資家がチップメーカーの時価総額を約8000億円と望んだことを受けてこの決定が下された、と2人の関係者は述べた。