ベインが支援するメモリチップメーカーのキオクシアは、10月の新規株式公開(IPO)計画を撤回したと、事情に詳しい3人の関係筋が明らかにした。
ベインはキオクシアの時価総額を1兆5000億円(103億9000万ドル)と目標としていたが、上場企業の株価が最近急落したため、その価格設定は困難になったと関係者2人が語った。
マイクロン・テクノロジーとサムスン電子の株価は最近の高値から約3分の1下落している。
キオクシアは10月下旬のIPOを目指していると以前に報じられていた。
ベインはコメントを控えた。キオクシアは適切な時期に上場する準備を進めていると述べた。