エディンバラ –
過度に慎重であるとしばしば批判されている欧州評議会が、その力を誇示しつつある。
ここ数ヶ月、安保理はウクライナと協力して、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の政権をウクライナ侵略罪で裁くための合同法廷を設立する作業を進めてきた。
危機が発生すると、欧州評議会の対応は鈍くなることがある。しかし、評議会はロシアのウクライナ侵略行為に迅速に対応し、まず2022年2月25日にロシアの代表権を停止し、続いて26年間のロシアの加盟後、2022年3月16日に定款第8条に基づきロシアを追放した。現在、ロシア指導者に対する国際的な訴追(評議会が先頭に立っている)は、クレムリンによるウクライナの民間人への攻撃が激化していることを考えると、いくら早く行われても足りないほどである。