ホーム jpn ブレイズ・バーンスタイン殺人事件:弁護側はサミュエル・ウッドワードの行動は自発的なものであり、憎悪によるものではないと主張する

ブレイズ・バーンスタイン殺人事件:弁護側はサミュエル・ウッドワードの行動は自発的なものであり、憎悪によるものではないと主張する

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ブレイズ・バーンスタイン殺害の罪に問われているサミュエル・ウッドワード被告の裁判の最終弁論は、彼が元同級生を殺害したかどうかではなく、なぜ殺害したのかに焦点が当てられている。

ウッドワード被告の弁護団は、2018年1月のバーンスタイン氏の死についてすでに被告の責任を認めているが、ユダヤ人であり同性愛者である被害者への憎悪から動機づけられた計画的な犯行だったとする検察側の主張に反論しようとしている。

その代わりに、弁護士ケン・モリソンは殺人は突発的な行為だったと述べた。

「冒頭陳述で申し上げたように、この事件は誰が犯人かではなくなぜ犯人かが争点になるだろう」とモリソン氏は月曜日の弁護側の最終弁論で述べた。

モリソン氏は、現在26歳のウッドワード氏がオレンジ郡芸術学校の同級生を殺害したのは、彼が同性愛者だったからではないと述べた。

「私の依頼人が有罪であると私が最初に言ったのを聞いたでしょう」とモリソン氏は述べた。「重大で暴力的な殺人の罪です。しかし、殺人にはさまざまな種類があることもご存じのとおりです」

ウッドワードは裁判中、バーンスタインを自宅まで迎えに行き、レイクフォレストのボレゴパークまで運転したと証言した。

彼は、2018年1月2日の夜にマリファナを吸っていたとき、バーンスタインが不適切な体位で自分を触っているところを録画していたかもしれないと気付き、恐怖に陥ったことを語った。

モリソン氏は、ウッドワード氏が当時19歳だったバーンスタイン氏を28回刺したとき、軽率かつ激しい感情に駆られて判断力を鈍らせたと主張した。

「正当化も、合法的な正当防衛も存在しない。ただ、死ぬに値しない別の非武装の若者を違法に殺害しただけだ。以上だ」と彼は語った。

先週、ジェニファー・ウォーカー上級副地方検事は陪審員に対し、ウッドワード被告自身の証言とDNA鑑定に基づき、ヘイトクライム加重を含む第一級殺人罪でウッドワード被告を有罪とするのに十分な事実が揃っていると語った。

ウォーカー氏は、ウッドワード氏が同性愛者を憎み、極右ネオナチ団体「アトムワッフェン」に所属していたことが殺人を計画するきっかけになったと述べた。

「彼はすでに荷物を持っていて、アトムワッフェンの人たちとどこか別の場所に行くことを話していたので、逃げ切れると思っていた。雨が降って遺体が見つかったのは神の恩寵だけだ」とウォーカーさんは語った。

弁護側は陪審員に対し、故意による殺人を含むより軽い罪について審理するよう求めている。

「サミュエル・ウッドワードがブレイズ・バーンスタインを刺した当時とその時の心境を理解する必要がある」とモリソン氏は語った。

最終弁論は火曜日も続くと予想される。

ウォーカー被告は、事件が陪審員に引き渡されて審議される前に、最後の反論を受けることになる。有罪判決が下れば、ウッドワード被告は終身刑を宣告される可能性がある。

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