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ブリンケン米国務長官、ベネズエラ選挙結果発表に「深刻な懸念」

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アントニー・ブリンケン米国務長官は、当局が現職のニコラス・マドゥロ氏が勝利したとしているベネズエラの激戦となった大統領選挙の発表結果について、米国は「深刻な懸念」を抱いていると述べた。

ブリンケン氏は、発表直後の月曜日に東京で演説し、米国は選挙結果がベネズエラ国民の意思や投票を反映していないことを懸念していると述べた。同氏は選挙管理当局に対し、選挙結果全体を透明性を持って直ちに公表するよう求め、米国と国際社会はそれに応じて対応すると述べた。

「我々はつい先ほどベネズエラ選挙管理委員会の発表を見た」と彼は語った。「発表された結果がベネズエラ国民の意思や投票を反映していないことを我々は深刻に懸念している。」

「すべての投票が公正かつ透明に集計され、選挙管理当局が遅滞なく直ちに野党や独立監視団と情報を共有し、開票結果を公表することが極めて重要だ。国際社会はこれを非常に注視しており、それに応じて対応するだろう」とブリンケン氏は述べた。

ベネズエラでは、日曜の選挙結果の発表が数時間遅れ、マドゥロ支持派が支配する国家選挙管理委員会は、投票所の集計結果を公表せずにマドゥロ氏が過半数を確保したと発表した。

野党指導者マリア・コリーナ・マチャド氏の立候補は阻止された。しかし同氏は評議会の発表後、全国の投票箱の約40%から選挙運動代表者から受け取った投票集計に基づき、野党候補のエドムンド・ゴンザレス氏の勝利の差は「圧倒的」だったと述べた。

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