香港/マニラ –
木曜日にロイターが入手した衛星画像には、南シナ海のマニラの重要な前哨基地である係争中のティトゥ島付近に中国民間船舶が集結している様子が示されているが、フィリピン海軍高官は「心配するほどのことではない」と語った。
マクサー・テクノロジーズが月曜日に撮影し、ロイターが確認した画像の1枚には、マニラが交通量の多い水路で中国の船舶や航空機を監視する戦略的に重要な島であるティトゥの2海里以内にある船舶約60隻が映っている。
フィリピン西部軍司令官アルフォンソ・トーレス中将は、「海上民兵」の船がこの海域に集結するのはよくあることだと述べた。マニラ、国防総省、外交官らは、こうした船舶は係争海域における中国の存在感を強化するために中国沿岸警備隊や海軍と協力していると述べた。