フィリピン当局は土曜日、違法オンラインゲームセンターを捜索し、150人以上の外国人を逮捕した。
移民局は声明で、中部セブ島のリゾート施設内で、間に合わせの作業場で違法行為に従事する数十人を発見したと発表した。
大統領反組織犯罪委員会の報道官ウィンストン・カシオ氏によると、当局は中国人、インドネシア人、ミャンマー人によって運営されている「少なくとも3つの詐欺農場」を発見した。この捜索はインドネシア大使館の要請に基づいて行われたと同氏は述べた。
「サイバー犯罪に関連した賭博やサイバー犯罪に関連した適格人身売買を助長したとして、サイバー犯罪で告訴できる十分な証拠を確認した」とカシオ氏は、セブを拠点とする報道機関ザ・フリーマンのフェイスブックページで配信された説明会で述べた。
地元紙セブ・デイリー・ニュースは、詐欺農場を経営しているとみられる外国人計162人がホテルで見つかったと報じた。この中には中国人83人、インドネシア人70人、ミャンマー人6人、マレーシア人1人、台湾人2人が含まれていたと同紙は伝えた。
入国管理局は、逮捕された外国人は強制送還前に一時的に拘留されると述べた。
「これは、大統領によってすでに禁止されている違法なオンラインギャンブル事業を始めようとする人々への警告となるだろう」と移民局長ノーマン・タンシンコ氏は述べた。
フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領は7月、マネーロンダリングなどの犯罪を助長しているとして同産業の閉鎖を求める声が上がる中、外国人ギャンブラーを相手にするフィリピンのオフショア賭博運営業者の禁止を発表した。
