2024年7月17日 16時13分(日本時間)
政府は今秋、太平洋島嶼国への日本企業の誘致を目的としたイベントをフィジーで開催する予定だ。
このイベントは、日本企業の新市場進出を支援し、日本の技術やサービスで島嶼国の社会問題に取り組む取り組みの一環。火曜日に開幕した太平洋諸島首脳会議で計画が発表される予定。
イベントはスバで開催され、太平洋島嶼国の政府関係者らが出席する。入札に参加した日本企業12社が経済産業省によって選定される。参加企業は、養殖業向けのAI搭載ソフトウエア、低温で魚介類を輸送・管理するコールドチェーン技術、小型風力発電システム、海水淡水化システム、浄水システムなどの技術を有することが期待されている。
中国企業が太平洋諸島で影響力を拡大している一方で、これらの市場への参入を目指す日本企業は、その地域に関する情報不足によって妨げられているようだ。