ロサンゼルス・ドジャースの強打者、大谷翔平選手と愛犬デコイの首振り人形を手に入れたい野球ファンは、水曜日のドジャースタジアムでの試合開始の７時間以上前から列を作り始めた。
「ショウヘイ＆デコイ」のフィギュアは、笑顔を浮かべた大谷が、1歳のダッチ・クーイケルホンディエを抱いている姿を表現している。クーイケルホンディエは、昨年、日本のセンセーションが2度目のMVPを受賞したことを知ったとき、大谷と一緒に座り、自らもスターとなった。
ソーシャルメディアに投稿された動画には、貴重なボブルヘッド人形を持ち帰ろうと、暑い気候に耐えるドジャースファンの列が果てしなく続く様子が映し出されている。
MLB.comによると、ボルチモア・オリオールズとのナイトゲームには正午ごろからファンが集まり始め、長蛇の列のせいでドジャースのデーブ・ロバーツ監督でさえスタジアムに入るのが困難だったという。
「ただ成功できたことが嬉しい」と彼は冗談を言った。
「信じられないよ。ショウヘイかデコイか、それともコンビかは分からないけど、このボブルヘッド人形の需要は高いんだ。ドジャースタジアムに入るのにものすごく時間がかかったよ。」
「長い列ができていました。来る予定なら、もう帰った方がいいですよ。」
30歳の大谷は、オフシーズンに記録的な10年7億ドルの契約でドジャースに加入して以来、期待以上の成果を上げてきた。
この二刀流選手はオフシーズンの肘の手術から回復中のため今年は投手として出場していないが、指名打者として42本塁打、42盗塁を記録しており、先週はメジャーリーグの切望される40-40クラブの6人目のメンバーとなった。
彼はまた、ナショナルリーグ西地区首位のドジャースで打率.294を記録しており、ドジャースファンがワールドシリーズ優勝を切望するシーズンで、3度目のMVP受賞の最有力候補となっている。
