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パリ大会の日本人聖火ランナーがボランティア活動を推進

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ロイター/ステファニー・ルコック
パリ2024オリンピック – オリンピック聖火がパリで歓迎される – フランス、パリ – 2024年7月14日 ルーブル美術館でのオリンピック聖火リレー中の歌手JRと元フランス人スキーヤーのサンドラ・ラウラ

パリ五輪の聖火ランナーに選ばれた会社員の樽見舞さんは、ボランティア活動にも精力的に取り組み、2021年に開催される東京オリンピックでは競技運営に一役買っている。

茨城県神栖市出身の垂水さん(36)は聖火ランナーとして、土曜日にパリ郊外を走る予定で、スポーツボランティア活動にもっと多くの人の興味を持ってもらいたいと願っている。

垂水さんは祖母が国体の運営などを手伝っていたこともあり、子どものころからボランティア活動に親しんできた。

祖母は垂水さんに「また東京でオリンピックが開催されたら、おもてなしの心で接しなさい」と伝えた。垂水さんはその言葉を胸に、2021年のオリンピックでは千葉市の幕張メッセでレスリングとテコンドーの競技運営を手伝った。2021年のオリンピックに先立ち、東京は1964年にオリンピックを開催した。

垂水さんは来場者がイベントを楽しめるよう、会場の一部を折り鶴で飾った。

新型コロナウイルス感染症の流行の中で開催された2021年東京大会では、計7万人を超えるボランティアが活躍した。

勢いを維持するため、垂水さんらはボランティア活動に必要なスキルの向上やノウハウの共有などを通じて、スポーツボランティア活動を広めることを目的としたオンライングループ「ハローボランティア」を立ち上げた。

Hello Volunteerは、海外でボランティア活動を行っている人々との関係も築いてきました。

2022年の北京冬季オリンピックを目前に、垂水さんは中国人ボランティアから、新型コロナウイルス危機の中での大規模スポーツイベント開催への不安について質問された。

東京オリンピックのボランティアに対しても「オリンピックを開催している場合ではない」といった批判があった。

批判にさらされながらボランティア活動を続けることの難しさを理解した垂水さんは、友人約50人に連絡を取り、中国人ボランティアに励ましのメッセージを送った。

ハローボランティアの共同代表、澤田健太郎さん(50)は「『やろう』という最初の言葉が言えるようになった」と樽美さんを褒める。

その努力と情熱が評価され、垂水さんは7月26日から8月11日まで開催されるパリ五輪の聖火ランナー1万人の一人に選ばれた。

彼女は土曜日にパリ南東のムランで約200メートルを走る予定だ。

垂水さんはパリ大会でもボランティアとして活動する予定だ。

日本では2025年にデフリンピック、2026年にアジア競技大会が開催される予定で、垂水さんは「おもてなしはこれからも必要。『あなたならできる』と伝えたい」と語る。



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