ホーム jpn パナソニック、37年間のオリンピックスポンサー契約を終了

パナソニック、37年間のオリンピックスポンサー契約を終了

7
0


パナソニックホールディングスは火曜日、国際オリンピック委員会とのスポンサー契約を打ち切り、同大会との37年間にわたるマーケティング提携に終止符を打つと発表した。

パナソニックは、現在のトップスポンサー契約期間が12月に終了した後はパートナーシップを延長しないことでIOCと合意したと発表した。

パナソニックはプレスリリースで、同社の「オリンピック理念への支持」は変わらないものの、「より幅広い経営上の考慮に基づき、スポンサーシップのあり方を継続的に検討」しているため、スポンサーシップを終了することを決定したと述べた。

ファイル写真は、2024年8月にパリのオリンピック会場に設置されたパナソニックの大型ディスプレイを示している。(共同通信)

大手電子機器メーカーはこれまで、スポーツイベントで使用される放送用カメラ、音響システム、映写機器などを供給してきたが、電気自動車用バッテリーなど成長中の製品に重点を移しつつある。

パナソニックグループは音響・映像製品への依存を減らしており、7月に業務用プロジェクター事業の売却を決めた。

パナソニックは1987年に初めてオリンピックのスポンサーとなり、2014年にはパラリンピックにも提携を拡大した。同社は両大会の契約を終了すると発表した。

パナソニックはトヨタ自動車に続き、トップレベルのオリンピックマーケティング契約から撤退する。事情に詳しい関係者は5月に、トヨタはオリンピックの契約を終了するが、パラリンピックのスポンサー契約は継続する予定だと語っている。

パナソニックの久住幸社長はプレスリリースで、「過去37年間、スポンサーシップを通じて多くの貴重な経験を得るとともに、世界中のスポーツファンやアスリートとの絆を深めてきました」と述べた。

IOCのトーマス・バッハ会長は声明で「IOCはパナソニックグループが事業戦略を適応させなければならないことを理解し、全面的に尊重する。したがって、このパートナーシップは敬意を持って友好的な形で終了する」と述べた。





もっとニュース

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください