バングラデシュ軍は抗議を鎮圧することを拒否し、ハシナ首相の運命を決定づけた

長年の指導者であるシェイク・ハシナ氏が、死者を出す抗議活動のさなかバングラデシュから突如逃亡する前夜、同氏の陸軍司令官は将軍らと会議を開き、夜間外出禁止令を施行するために軍が民間人に発砲しないことを決定したと、その協議について知る現役陸軍将校2人が明らかにした。

この件について説明を受けたインド当局者によると、ワケル・ウズ・ザマン将軍はその後ハシナ首相の事務所に連絡を取り、同首相が要請した封鎖措置を兵士らが実施することはできないと伝えたという。

メッセージは明確だと当局者は述べた。ハシナ氏はもはや軍の支持を得ていない。