カリフォルニア州タスティン(KABC) — タスティン警察は木曜日、先月銃を突きつけて米シークレットサービスのエージェントを強盗した容疑で3人の男を逮捕したと発表した。
タスティン警察のライアン・ニュートン巡査部長は、容疑者3人は犯罪を犯すためにわざとオレンジ郡に車で入ったと述べた。
「これらの人物は全員、ロサンゼルス地域で複数の重罪で逮捕され、有罪判決を受けている」とニュートン氏は語った。
6月15日、シークレットサービスのエージェントは、バイデン大統領が再選の資金集めのためにロサンゼルスを訪れていた同日の夜にロサンゼルスでの任務を終え、エディンガー通りとジャンボリー通り付近にある自宅へ到着していた。
「シークレットサービスの職員は勤務中ではなかった」とニュートン氏は語った。「彼は非番で、この暴力犯罪の被害者であり、武器で身を守った。我々は、これは単に好機を狙った犯罪であり、狙われたものではないと確信している」
事件が起きたとき、被害者はちょうど車を駐車して家に歩いて帰る途中だった。
「彼はバンに近づかれ、容疑者はバンから降りて銃を持って近づき、顔に銃を突きつけてバッグを要求した」とニュートン氏は語った。
警察によると、短い乱闘の後、容疑者のジャモンテ・フィッツジェラルド・ジョンソンは被害者のバッグを盗み、バンに乗り込んだ。
「その時点で、別の容疑者がバンから降りようとし、威嚇的な態度を見せたため、発砲が起きた」とニュートン氏は述べた。「この事件の被害者は銃で身を守ろうとし、バンに向かって発砲した」
捜査中、当局は2人目の容疑者であるバートラン・クロード・ベルが射殺されたことを発見した。
ベル、ジョンソン、そして3人目の容疑者であるエション・ドウェイン・ドッドソンの3人は今月逮捕された。
「証拠品が集められ、犯罪研究所に送られた。最終的に、これらの証拠の一部にDNAが一致し、捜査が開始され、主な容疑者へと繋がった」とニュートン氏は語った。
非番中のシークレットサービスのエージェントは強盗の際に負傷しなかった。
容疑者らは現在、強盗や凶器による暴行などの罪で起訴されている。
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