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バイデン氏、ラファ攻撃後イスラエルに民間人保護を指示

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ロイター/モハメッド・サレム
2024年5月27日、ガザ地区南部ラファで、避難民用に指定された地域へのイスラエル軍の攻撃の後、焼け落ちた瓦礫の中から食料を探すパレスチナ人。

ワシントン(ロイター) – バイデン政権は、ラファでの軍事攻撃で数十人のパレスチナ人が死亡したことを受け、イスラエルへの軍事物資供給停止を求める民主党議員らの要請を受け、イスラエルに対し、民間人保護のためあらゆる予防措置を講じるよう求めた。

「イスラエルにはハマスを追及する権利があり、今回の攻撃でイスラエル民間人への攻撃に関与したハマスの上級テロリスト2名が死亡したと理解している」と国家安全保障会議の報道官は述べた。「しかし、これまで明確にしてきたように、イスラエルは民間人を守るためにあらゆる予防措置を講じなければならない」

バイデン氏は、日曜夜の空爆でラファ難民キャンプのテントや壊れかけた金属製シェルターが炎上し、45人が死亡する以前から、イスラエルへの支援を縮小するよう自身の党内から圧力が高まっている。

下院の有力民主党議員アレクサンドリア・オカシオ・コルテス氏は月曜日、この攻撃を「弁解の余地のない残虐行為」と呼び、ソーシャルメディアへの投稿で「大統領が約束を守って軍事援助を停止すべき時期はとうに過ぎている」と付け加えた。

「昨夜、ラファから恐ろしく胸が張り裂けるような映像が流れた」とアヤンナ・プレスリー下院議員はソーシャルメディアの投稿で述べた。「イスラエル軍がパレスチナの赤ん坊を虐殺し、遺体を切断するのを米国はいつまで黙って見ているのか?」

連邦議会で唯一のパレスチナ系アメリカ人であるラシダ・タリーブ下院議員は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相を「大量虐殺狂」と呼んだ。

ネタニヤフ首相は月曜日、この攻撃は民間人の犠牲者を出すことを意図したものではなく、「悲劇的な失敗」だったと述べた。

NSC報道官は、米政府は何が起こったかを評価するためにイスラエル軍や地上の他の部隊と「積極的に協議」していると述べた。

ロイター/イプソスの最近の世論調査によると、民主党支持者のほぼ半数がバイデン氏のイスラエル・ハマス戦争への対応に不満を抱いている。

数週間にわたる大学キャンパスでの戦争抗議活動が圧力を強め、恒久的な停戦を求める声が広がったことでバイデン氏の再選キャンペーンは守勢に立たされている。



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