ニュージーランド、経済活性化のためクリーンでグリーンな政策を廃止

ニュージーランド政府は低迷する経済を活性化させ、有権者への約束を果たすために環境改革を後退させており、同国の環境への取り組みが危機に瀕している。

クリストファー・ラクソン首相の中道右派連合は昨年政権を握って以来、石油・ガス探査の禁止を撤回し、農業による排出ガスの価格設定を5年前倒し、採掘をさらに奨励すると発表した。

これは、2024年3月までの1年間でわずか0.3％の成長にとどまり、2020年に新型コロナウイルス感染症のパンデミックが発生して以来、同時期としては最低の成長率を記録し、経常収支赤字が国内総生産の6.8％に上る経済を支えるために、輸出を増やすという政府の優先事項の転換の一環である。