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トレーダーが日銀の政策判断を待つ中、日本の日経平均株価は方向性を見失う

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読売新聞ファイル写真
東京証券取引所

東京、6月14日(ロイター) – 日本の日経平均株価は、注目される日本銀行の政策会合の結果をトレーダーが待つ中、明確な方向性を示さずに推移した。

日経平均株価は、下落して始まった後、一時上昇に転じ、0200 GMT時点で38,702.87とほとんど変わらず。東証株価指数は、当初の下落から回復し、0.29%上昇した。

ロイター通信などによると、日銀が国債購入額を約1兆円削減する可能性があるという報道を受け、投資家らは日銀の月間6兆円(381億4000万ドル)という巨額の国債購入プログラムの運命を知りたがっていた。

彼らはまた、2007年3月以来初の利上げに続き、7月の利上げの兆候にも注目するだろう。

日銀の決定は午前3時ごろと予想されているが、時間は未定。上田一夫総裁は午前6時30分に記者会見を行う予定。

特に今日午前中は、需給要因が取引を牽引しているわけではなく、「トレーダーは日銀発表に向けてポジションを調整する可能性が高い」と野村証券の株式ストラテジスト、澤田真樹氏は述べた。

日銀の決定後、日経平均株価は債券利回りや為替レートの反応に応じて反応する可能性が高い。例えば、利回りが急上昇すれば下落する可能性があると彼女は述べた。

バリュー株のパフォーマンスが優れており、TOPIXのバリュー株サブインデックスは0.5%上昇したのに対し、グロース株は0.08%上昇した。

東京証券取引所の33業種のうち、海運業は3.63%上昇し、群を抜いて好調だった。輸送用機器は0.9%下落し、最下位だった。

米国の同業銘柄が前夜に急騰したことを受け、一部のチップおよび人工知能関連銘柄のパフォーマンスは好調だった。

AIに注力する新興企業投資会社ソフトバンクグループは2.74%上昇し、日経平均株価で最もポイントを獲得した銘柄となった。半導体メーカーのルネサスエレクトロニクスは2%上昇した。

(1ドル=157.3100円)



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