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トランプ集会襲撃の犯人は集会前にドローンを飛ばしていたと当局が発表

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ワシントン — ドナルド・トランプ前大統領暗殺未遂事件の犯人は、集会前に会場を偵察するため、事前にペンシルベニア州の集会会場周辺にドローンを飛ばしていたとみられる、と法執行当局者が土曜日に明らかにした。

このドローンは、先週土曜日の集会での20歳のトーマス・マシュー・クルックスによる銃撃事件の捜査を主導しているFBIによって回収された。

クルックス容疑者は、トランプ大統領が演説していたバトラー・ファーム・ショー会場に隣接する建物の屋上から複数発の銃弾を発射した後、シークレット・サービスのカウンタースナイパーに射殺された。この装置の存在と、発砲前のどこかの時点で使用されていたことが、クルックス容疑者がなぜその地点から発砲すべきだったのかを説明する一助となるかもしれない。

ドローンについて説明した当局者は、この件について公に話す権限がなく、匿名を条件にAP通信に語った。ドローンの詳細はウォール・ストリート・ジャーナルが最初に報じた。

トランプ氏は今週、銃弾が1発、右耳をかすめたと述べた。トランプ陣営が土曜日に発表したメモには、共和党候補のホワイトハウス医師を務めたテキサス州選出のロニー・ジャクソン下院議員が執筆したもので、トランプ氏は、高性能ライフル銃で右耳を撃たれ、銃弾は「頭に突き刺さる寸前で、右耳の上部を撃たれた」と記されている。

トランプ氏に向けられた弾丸の1発で、観客席にいた消防士のコーリー・コンペラトーレさん(50歳)が死亡した。他の2人も重傷を負った。

FBIはクルックス容疑者がこの襲撃を実行した動機について捜査を続けている。これまでのところ、捜査当局はクルックス容疑者の行動を説明できるような思想的傾向は発見していない。

捜査官が彼の携帯電話を捜索したところ、トランプ大統領やジョー・バイデン大統領、その他の政府高官の写真が見つかったほか、民主党全国大会の日程やトランプ大統領の出演予定を調べていたことも判明した。また、彼はうつ病に関する情報も検索していた。

捜査に関する詳細は、来週、クリス・レイFBI長官が下院司法委員会に出席する際に公表される予定だ。

AP通信記者のジル・コルビン氏がこの報告に貢献した。

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