ホーム Fuji トランプ前国防長官、台湾をウクライナより優位に位置付ける;エルブリッジ・コルビー氏、中国の攻撃はほとんど警告なしに起こる可能性があると発言

トランプ前国防長官、台湾をウクライナより優位に位置付ける;エルブリッジ・コルビー氏、中国の攻撃はほとんど警告なしに起こる可能性があると発言

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Yuko Mukai / The Yomiuri Shimbun
元米国防次官補代理のエルブリッジ・コルビー氏が5月30日、ワシントンでのインタビューで語った。

ワシントン — ドナルド・トランプ前米大統領政権で国防次官補(戦略・戦力開発担当)を務めたエルブリッジ・コルビー氏は、ワシントンで読売新聞との最近のインタビューで、米国はロシアの侵略に直面しているウクライナへの支援をやめ、中国が台湾との統一を目指すのを阻止することに資源を投入すべきだと述べた。

コルビー氏の名前は、トランプ氏(77歳)が11月に大統領に再選された場合、国家安全保障問題担当大統領補佐官を含む重要ポストに上がるとされている。

コルビー氏は、米国のウクライナ支援を終了すべきだと考える理由について、「アジアが今や主要な舞台であり、もはやヨーロッパではない」と述べた。また、「ヨーロッパはロシアに自力で対処する能力がはるかに高い。ヨーロッパを見捨てろと言っているわけではないが、 [it can be] アジアよりもはるかに自立している。」

彼の発言は、米国は北大西洋条約機構の加盟国ではあるものの、地理的にロシアに近い欧州諸国は自力で事態に対処できるとの考えから生まれたものだ。

台湾との統一のために武力行使の可能性を否定していない中国の習近平政権について、コルビー氏は「台湾との統一には平和的な解決策はないという結論に達したに違いない」と述べた。

同氏は即時対応の準備態勢を強化する必要があると認識し、「米国、同地域の米軍、日本、フィリピン、オーストラリアを含む台湾への攻撃は、ほとんど明確な警告なしに起こる可能性があると想定する必要がある」と述べた。

コルビー氏は国防副次官として、2018年に国家防衛戦略の策定と展開の主導的な責任者を務めた。



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