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トヨタとBMW、水素推進で燃料電池車の提携を拡大

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トヨタ自動車とBMWは、水素燃料車の競争力強化を目指し、燃料電池車事業での提携を拡大すると、事情に詳しい関係者が火曜日に明らかにした。

関係筋によると、9月5日に発表予定のより緊密な提携では、トヨタがBMWに水素タンクなどの主要部品を提供し、BMWは今後数年以内に量産型のFCVを製造・販売する予定だという。

提携拡大は、カーボンニュートラル実現の有望な選択肢とされながらも価格の高さから普及が進んでいない燃料電池自動車の部品標準化とコスト低減を目指す。

2023年7月に東京で撮影されたBMW iX5水素燃料電池車の写真。(共同)

両社は、環境規制が厳しくなる中、より環境に優しい車の開発に取り組む一環として、2012年にFCV分野での提携に合意した。

トヨタは2014年に世界初の量産型FCV「ミライ」を発売しており、FCVの大手メーカーだ。しかし、年間1000万台を超える同社の自動車販売台数全体のうち、ミライの販売台数はほんの一部に過ぎない。

同社によれば、今年6月時点で、同社は発売以来FCVを約2万6000台販売した。

その理由の一つは、ミライの販売価格が700万円(4万8300ドル)を超えており、業界団体によれば2023年度の日本の自動車平均価格264万円を大​​幅に上回っていることだ。

関係筋によると、主要部品を共有することでトヨタモデルのコストが下がると同時に、BMWが独自に部品を開発する負担が軽減される可能性があるという。

関係者によると、欧州では水素ステーションの不足がFCV普及の大きな障害となっているため、両社は欧州での水素ステーション建設でも協力する。


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